【硬式テニス初級編】サーブのトスアップを安定させる為の6つのコツ

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【硬式テニス初級編】サーブのトスアップを安定させる為の6つのコツ


テニスのサーブでトロフィーポーズを作る男性

サーブのトスの重要性

テニスを始めたばかりの方、テニスをこれから始めようと考えている方向けに

テニス指導歴30年のコーチが、スグに上手に打てるコツを分かりやすく解説。

今回はサーブのトス!

初心者から上級者までどのレベルの人もサーブのトスに悩みを持つ人がいるぐらい難しいものです

サーブはテニスの中で、唯一自分のタイミングで打てるショットなのでトス次第では大きな武器になります!

トスはサーブの成功率の約70%を占めるほど重要なことです!

さらにサーブの制度も向上し、周りと大きく差をつけることが出来ます!!

しかし、裏を返すとトスが不安定だと有利に試合を進めることができなくなってしまいます。

この記事ではトスを安定するために必要な6つのポイントを教えますので最後までご覧ください!!

ポイント➀.トスを上げる際のボールの持ち方

まず初心者がやりがちなミスの1つがトスを上げる際のボールの持ち方です

ボールを手の平で握りこんだ状態でトスを上げてしまうことが多いです。。。

この状態で上げてしまうと、ボールを上げるリリース時に指に引っかかったりして狙ったところに上げれなかったり、ボールが回転してしまうことが多くなります。

基本的なボールの持ち方は、コップを持つようにし、親指と人差し指の間で挟み、指の付け根付近に置くと良いです!

錦織選手やフェデラー選手などは上記の持ち方をしています!

指先付近でボールを持つと、上記のようにリリース時の無駄な回転をボールにかけてしまいます。

回転のかかったトスを打つと、インパクト時にボールが回転によってずれてしまうため綺麗なサーブが打てなくなってしまいます

逆に手の平付近でボールを持つと、トスを上げる際、手首が折れてしまい、トスが低くなってしまうなどサーブを打つ際の準備時間がなくなってしまいます。

ポイント➁.打つために必要なトスの高さ

トスの高さは個人差があり、高いほうが好む人や低いほうが好む人もいます。

トスが低いと溜めを作らずに打つためスピードは落ちますが狙った場所へトスをあげやすかったり、コースを決めやすいメリットがあります!

ソフトテニスを経験している人が良く持っている厚めのグリップの人や肩や肘が悪い人、スイングに自信がない人はトスを低くしてみましょう!

しかし溜めを作らないため、サーブのスピードが落ちてしまったり、スライスサーブなどの回転が掛かったサーブもあまり効果が発揮されないことがあります。

一方トスが高いと溜めをしっかり作れて、打点が高くて速くて、回転がかかっているサーブが打てます!

コンチネンタルグリップ(薄いグリップ)やスイングが速い若年層の人はトスを高くして打ちましょう!

しかしトスが高いため、風の影響を受けやすくトスがぶれやすくなったり、待つ際に膝を曲げて溜めを作りますが

しっかり溜めを作れるほどの下半身が必要になるため、膝が悪い人などは難しいでしょう。

ポイント③.打ちやすいトスの方向

打つサーブの種類によってトスを上げる場所は変わりますが、

基本トスは後ろには上げず、ベースラインより前に上げます!

サーブを打つ際にバランスはとても大事であり、トスが後ろにあげてしまうと力が後ろに働き、綺麗に打つことができなくなります

プロテニス選手はスピンサーブなどを打つ際、トスを頭の後ろに上げることをよく見ます

しかしこれはプロテニス選手が持つ強靭な筋力や体幹があって初めて可能になります

トレーニングなどせずに実戦してしまうと腰や背中など、けがをする可能性が高いです

なので後ろから前に体重移動をしてトスを上げると前に上がりやすいです!

そしてラケットが降りやすい利き手側の方に上げましょう!

右利きの場合は右斜め前に、前足のつま先の延長線上を目安にしてみましょう!

最初はつま先の前にラケットを置いて、その面の上にボールを落としてみるという練習をしてもいいでしょう。

 

 

 

  1. 一貫性を重視する
    サーブの成功は、一定のトスの高さと位置に大きく依存します。
    一貫性を保つために、常に同じ高さと位置にトスを上げるように心がけましょう。
  2. リラックスした姿勢
    トスを上げる際は、リラックスした姿勢を保つことが重要です。
    緊張したり身体を硬直させると、トスのコントロールが難しくなります。
  3. 目標を決める
    トスアップの高さや位置を一貫してコントロールするために、
    目標とする地点や高さを明確にしましょう。
    例えば、自分のサーブを打つための最適な位置や高さを目指します。
  4. 手の動きを練習する
    トスを上げる際の手の動きを練習しましょう。
    自然な流れでボールを上に送り出すような感覚を身につけることが大切です。
  5. 呼吸を意識する
    サーブのトスを上げるときは、呼吸を整えて落ち着いた状態を保つことが役立ちます。
    深呼吸をすることでリラックスし、トスのコントロールを向上させることができます。
  6. 繰り返し練習する
    サーブのトスアップは繰り返しの練習が必要です。
    定期的にトスの練習を行い、コンスタントに良いトスを上げられるようにしましょう。

テニスのサーブでレディポジションをとる男性

どうでしたか?
これらのヒントやコツを実践することで、初心者でもサーブのトスアップを向上するヒントになれば嬉しいです。

2024年3月12日| テニス| 初心者| 技術 |

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