ピックルボールを今から始める方必見!初心者向けガイド

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ピックルボールを今から始める方必見!初心者向けガイド


近年、日本でも急速に人気が高まっているスポーツ「ピックルボール」。テニスやバドミントン、卓球の要素を取り入れたこの競技は、誰でもすぐに楽しめる手軽さと戦略性の高さが魅力です。

この記事では、ピックルボールを始めたい初心者の方に向けて、ルールの基本をわかりやすく解説します。

1.ピックルボールとは?

ピックルボールは、アメリカで生まれたニュースポーツです。

テニスよりも小さいコートで、ネットを挟んでプラスチック製の穴あきボールを打ち合います。使用するパドルは卓球ラケットを大きくしたような形状で、軽くて扱いやすいのが特徴です。

もともとは家族で楽しむレクリエーションとして始まりましたが、現在では全米で競技人口が爆発的に増加し、世界大会も開催されています。日本でも「年齢や体力に関係なく楽しめるスポーツ」として注目を集めており、テニスプレーヤーやシニア層にも人気です。

2.コートのサイズと基本構造

ピックルボールのコートは、縦13.41メートル×横6.10メートル。

これはバドミントンのダブルスコートとほぼ同じ大きさです。ネットの高さは中央で86cmとテニスよりも低く、ボールが浮きにくい設計になっています。

コートは大きく3つのエリアに分かれています。

  1. サービスコート(右・左)
    サーブを打ち合うエリアで、サービスは必ず斜めのコートに打ち込みます。
  2. ノンボレーゾーン(キッチン)
    ネットから2.13メートルの範囲。このエリア内ではボレー(ノーバウンドで打つこと)が禁止されています。
  3. ベースラインエリア
    サーブやリターンを打つときに立つ後方エリアです。

この「キッチンルール(ノンボレーゾーンの制限)」がピックルボール特有の戦略性を生み出しています。ネット際で強打を防ぎつつ、ボールをコントロールしてラリーを展開するのがポイントです。

サーブの基本ルール

ピックルボールのラリーはアンダーハンドサーブから始まります。

つまり、ボールを下から打ち上げるようにしてスタートします。以下が主なルールです。

  • サーブは必ず斜めのコートへ入れる。
  • ワンチャンス制:サーブがフォルトしたら交代(ただし、ダブルスでは最初のサーブだけ例外)。
  • 腰より下でボールを打つ。
  • オーバーハンドで打ってはいけない(トスアップ禁止)。

また、サーブの時は両足がベースラインより後ろにある必要があり、ラインを踏んでサーブするとフォルトになります。

ダブルバウンズルール(2バウンドルール)

ピックルボール独特のルールとして重要なのが「ダブルバウンズルール」です。

  • サーブを受けた側は、必ず1バウンドしてから返球する。
  • サーブ側も、リターンを1バウンドさせてから打ち返す。

つまり、サーブ後の最初の2打は、必ずワンバウンドでプレーしなければいけません。これにより、ネット付近にすぐ詰めて攻撃することができないため、ラリーが安定して長く続くようになります。

ノンボレーゾーン(キッチン)ルール

ピックルボールの最大の特徴ともいえるのが、このキッチンルールです。

  • プレーヤーはノンボレーゾーン(ネットから2.13m以内)ではボレー禁止。
  • バウンド後のボールを打つのはOK。
  • 勢いで踏み込んでしまっても、ボレーした直後にゾーンに入ればフォルト。

つまり、ネット際でジャンプして打っても、着地がゾーン内であればアウトになります。

このルールのおかげで、単調なスマッシュ合戦にならず、コントロールと駆け引きが重視されます。

スコアの数え方

ピックルボールの試合は11点先取制(2点差以上)が一般的です。

ただし、サーブ権がある側だけが得点できます。

ここも初心者が混乱しやすいポイントなので、しっかり理解しておきましょう。

基本ルール:

  • サーブ側がラリーに勝てば1点。
  • リターン側が勝っても得点はなく、サーブ権が移動するだけ。
  • 11点先取、かつ2点差がついた時点で勝利。

ダブルスのスコアコール

ダブルスではスコアを「サーブ側の点数-リターン側の点数-サーバー番号」で呼びます。

例えば「4-2-2」は「サーブ側が4点、リターン側が2点、2番目のプレーヤーがサーブ中」を意味します。

最初のゲームのみ、最初のサーバーは1回だけサーブを行います。

シングルスとダブルスの違い

ピックルボールは基本的にダブルスで行われますが、シングルスも可能です。

シングルスではコートの使い方がやや異なり、サーブ側のスコアによってサーブ位置が変わります。

  • 偶数点のとき → 右側からサーブ
  • 奇数点のとき → 左側からサーブ

ルール自体はほぼ同じですが、カバー範囲が広いため、スタミナと戦術がより求められます。

フォルト(反則)になる行為

初心者が覚えておくべき主なフォルトは以下の通りです。

  1. サーブが正しいコートに入らない
  2. サーブ時にベースラインを踏む
  3. ノンボレーゾーン内でボレーを打つ
  4. ダブルバウンドルールを無視して打つ
  5. ボールがコート外またはネットに触れる

特にキッチンルールの反則は見落としがちです。練習中から「ネット際に入りすぎない」感覚を身につけましょう。

初心者におすすめのプレーの流れ

ピックルボールでは、力よりもコントロールとポジショニングが重要です。

初心者のうちは、以下の流れを意識すると上達が早くなります。

  1. サーブを確実に入れる
    スピードよりもコントロールを重視。相手コートの深い位置を狙いましょう。
  2. リターンを深く返す
    相手を後ろに下げることで、攻撃されにくくなります。
  3. 3打目でキッチンに近づく
    ネット際に詰めてラリーを支配できるようになるのが理想です。
  4. ドロップショットを多用する
    相手を動かすことでペースを握れます。コントロール重視でOKです。

まとめ:ピックルボールは「誰でもできる戦略スポーツ」

ピックルボールは、初心者でも短時間でルールを覚えられるシンプルさが魅力です。

それでいて、ボールの高さや位置取り、キッチンルールを意識した戦略的なプレーが求められるため、やり込むほど奥深くなります。

「運動不足を解消したい」「テニスは難しそうだけどラケットスポーツをやってみたい」という方には最適なスポーツです。

ルールを理解したら、ぜひ実際にコートに立ってみましょう。最初の一打から、きっと夢中になれるはずです。

ピックルボールは、“誰でも楽しめる”スポーツ。

基本ルールを押さえて、安全で楽しいプレーを始めましょう!

2025年12月25日| ピックルボール |

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