ソフトテニス初心者の為の「上達するためのフォアボレー」
ボレーとは?
皆様は、ソフトテニスを始めるにあたって「ボレー」というショットをご存じでしょうか?
ボレーとは相手から打たれたボールを、バウンドさせずに打ち返すショットです。
主にネット近くで使われるショットなので、ソフトテニスでは前衛がよく使います。
ボールを打った相手が、体制を整える前に、ショットを返すことができるため有利にゲームを進めることができます!
今回はその中でもフォアボレー(利き手側でボレーを打つショット)について、ソフトテニス歴11年のコーチが上達するためのポイントを
3つに分けてご紹介したいと思いますので、これを見て周りの子たちに差をつけていきましょう!
ポイント①「フォアボレーでのラケットの持ち方!」
ラケットを地面に置き上から握った持ち方になります。この持ち方をウエスタングリップといいます!
このグリップはソフトテニスにおいて基本のグリップでありますので、しっかり身につけましょう!!
ラケットの面で壁を作るイメージをしてもらうと良いです!
ポイント②「ボールを待つ時の姿勢とテイクバック!」
ボレーの時はラケットを顔の前に起こした状態で構えます。
ボレーをするにあたり、素早い状況判断と瞬間の動きが重要であり、それを可能にするためには
ラケットを顔の前にセットしておくことで、速いボールに対して臨機応変な対応を取ることができます!
そしてボレーはストロークと違いラケットを振ることはありません!
ボレーをしたときにネットやアウトをしてしまう原因の多くは、ボールが当たったときのラケット面が上か下を向いています。
ラケット面は地面に対して90度を向いている状態でインパクトをし、手首ではなく肘から押してあげると
面が安定し、ボレーのタイミングも取りやすくなります!!
ポイント③「送り足とインパクト!」
構えの状態から先に出していた右足で踏み込み右に大きく左足を踏み込みます
この足を「送り足」といいます
フォアボレーの場合の送り足は「①左足 ②右足 ③ボレー ④左足」の順序で行います!
送り足をする意味として、動きながら行うボレーでもスピードや威力が増します!
腕だけでボレーをすると大きなスイングが必要。つまりインパクトが難しくなったりブレが生じてしまいます
送り足によって身体全体の重さを使えればブレなどを最小限に抑えることができます!
さらに踏み込みながら右肩と左肩を入れ替えることで腰の捻りを使うことができます
あとは当たる瞬間にグリップを握り打ちたい方向にラケットの面を向けた状態で当てると打ちたい方向に
飛ばすことができます
まとめ
ポイントその1では「フォアボレーでのラケットの持ち方」
ポイントその2では「ボールを待つ時の姿勢とテイクバック」
ポイントその3では「送り足とインパクト」
以上3つを解説致しました!
ソフトテニスでは打つ動作というと何かと力が入りがちですが、
「ボールが当たる瞬間にだけ力を入れる」ことでいいボールを打つことができる!
つまり、タイミングがとても重要であります!!
この記事を読んで部活動やクラブ活動で周りの子に差をつけましょう!